”ありがとう” は魔法のことば
子育てをしているお母さんは毎日が試行錯誤の連続で、毎日子どもに振り回されていると思います。大変疲れることですが、逆に、これはちゃんと子どもに目が行っている証拠です。お母さんに何を求めるのかという子どもへのアンケートでは”失敗して欲しい”という返事が一番だったそうです。そんなお母さんの方が子どもは安心するのかもしれません。子どもは子どもの自己評価を高めることが一番の安心になります。そうすると子どもは、自分は必要とされているんだ、自分には存在価値があるんだ、と考えるようになります。子どもの自己評価を高める魔法のことばが”ありがとう”ということばです。診察の現場でも、よくお母さんは子どもにありがとうを言いなさいと言っていることが多いように思います。子どもにありがとうを言わせる必要はあまりないのではないでしょうか。逆に、子どもにありがとうって言う機会はあまりないのではありませんか。子どもは何をしなくても、またいたずらをしても、子どもがそばにいてくれるだけでありがたい存在なのではありませんか。子どもにずっとありがとうを言い続けてあげて下さい。十歳まではそうすると良いそうです。そうすると、子どもの自己評価が高まります。子どもにありがとうって言うと子どもの目の色が変わりますよ。毎日毎日たくさんのありがとうを言ってあげて下さい。
”ありがとう”と言う言葉には自分と相手の心の波動を上げる力があるということが桜井識子さんの本に書いてありました。波動が上がると神様や仏様の波動と繫がりやすくなるようで、低級霊などの悪い波動は低い波動ですから、これらと繫がりにくくなるようです。ビビリバビリブは魔法のことばですが、ありがとうは本当の魔法のことばだと思います。