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日本語論文

特集 小児科医療に理学整体が必要な理由とは?

Author:小島崇嗣(小島医院)
Source:日刊ゲンダイ :Pge4, 2011.9.13(平成23年)

上顎洞エコーを用いた急性副鼻腔炎の診断

Author:小島崇嗣(小島医院)
Source:外来小児科誌 11(2):206-209, 2008

新しいインフルエンザウィルス抗原迅速診断薬 クイックナビ-Fluの検討

Author:斉藤玲子、小島崇嗣(小島医院)、他
Source:医学と薬学 60(2):323-334, 2008

自動分析装置によるヒスタミン透離試験の臨床的有用性の検討

Author:伊藤節子、小島崇嗣(小島医院)、他
Source:医学と薬学 59(5):917-924, 2008

小児急性上顎洞炎のエコー診断

Author:小島崇嗣(小島医院)、小島俊巳、谷内昇一郎、金子一成
Source:日本小児アレルギー学会誌(0914-2649)21巻1号Page109-115(2007.03)
Abstract:小児急性上顎洞炎の診断と治療効果判定における超音波エコー検査(US)の有用性を検討し以下の4項目の結果が得られた。1)正常例の上顎洞US像(26例)の検討結果から、USは2~3歳以降から検査が可能となることが明らかとなった。2)12例の病的上顎洞はその特徴的US像より以下の三型に分けられた。Ⅰ型:上顎洞内のエアーバブル像の存在、Ⅱ型:上顎洞後壁エコーの存在、Ⅲ型:上顎洞後壁エコーに加えて後壁の音響エコーの存在、である。3)29例のUS像と上顎洞単純エックス線写真の比較では、上顎洞US像がⅢ型を示した場合には全上顎洞でエックス線学的上顎洞炎を認めた。4)急性上顎洞炎(AMS)の9症例では、治療による臨床症状の改善と共に全例US像の改善を認めた。以上の結果から、USはAMSの診断、重症度の評価および治療効果の判定にきわめて有用と考えられた。(著者抄録)

ラテックス凝集イムノクロマトグラフィー法による新規インフルエンザウイルス抗原迅速診断薬(DK05-FL-001)の臨床性能試験

Author:稲野浩一(デンカ生研)、LeThi Quynh Mai、QuianYuan、赤星泉、石本浩市、井上裕章、和田幸久、臼井隆、島崎洋成、小野塚豊、金子義信、清澤伸幸、古賀貴文、古賀益子、小島崇嗣、後藤元継、佐藤勇、原練太郎、福井昭、福井孝之、福井美佐、藤枝俊之、松井忠孝、松永貞一、森沢弘、森沢豊、夕部富三、山崎雅彦、三田村敬子、菅谷憲夫、齋藤玲子、広川智香、昆美也子、西川眞、西村秀一、鈴木宏
Source:医学と薬学(0389-3898)56巻1号Page85-94(2006.07)
Abstract:ラテックス凝集イムノクロマトグラフィー法を用いたインフルエンザウイルス抗原迅速診断薬DK05-FL-001の臨床性能試験を行った2005/2006冬期インフルエンザシーズンに医療機関を受診したインフルエンザ棟疾患者を対象としたエスプラインインフルエンザA&B-N、クイックS-インフルA・B「生研」を比較対象品とした783例中696例(88.9%)が3分以内に陽性判定が可能であった比較対象品との陽性一致率、陰性一致率は、共に平均90%以上であったウイルス分離培養法との全体一致率は、鼻腔拭い液は83.8%、鼻腔吸引液は93.1%、咽頭拭い液は87.7%を示した。DK05-FL-001は、医療現場での有用性が非常に高いインフルエンザウイルス抗原迅速診断薬となる可能性が示唆された。

インフルエンザ迅速診断の有用性と問題点

Author:小島崇嗣(小島医院)、谷内昇一郎、青木孝夫、木村彰宏、佐守友仁、蓮井正史、高屋淳二、小林陽之助
Source:小児科診療(0386-9806)67巻7号Page1179-1183(2004.07)
Abstract:インフルエンザ迅速診断キット(キット)の判定結果とRT-PCR法の測定結果を比較検討することにより、キットの信頼性と問題点とを検証したA型インフルエンザ感染症に対するキットの感度は100%と高かったが、B型インフルエンザ感染症に対する感度は96%とA型よりも低かったキットでは発病早期(発熱1~6時間)での信頼性も高いので、インフルエンザ感染が疑われる場合には、積極的に行うべき検査と考えられた。また、抗インフルエンザウイルス薬を内服後に来院した場合でも、発病24~30時間以内であればインフルエンザの診断が可能であった。

アレルギー疾患合併患児に対するインフルエンザワクチン接種の副反応とフマル酸ケトチフェン予防内服の有効性

Author:小島崇嗣(小島医院)、谷内昇一郎、青木孝夫、小野厚、蓮井正史、高屋淳二、小林陽之助
Source:日本小児アレルギー学会誌(0914-2649)18巻2号Page184-192(2004.06)
Abstract:アレルギー疾患合併小児162例(A群)と非合併小児47例(対照群)を対象に、インフルエンザワクチン接種の副反応とフマル酸ケトチフェン予防内服の有効性について検討したその結果、100%希釈液による皮内テストでは、皮膚スコア2を示した症例はA群24%、対照群20%と有意差を認めず、両群とも約10%に即時型局所反応がワクチン接種部位に出現した。遅発型局所反応はA郡、対照群とも11%にみられた、即時型局所反応スコアとワクチン接種回数との関係では、複数回接種により接種部位の即時型局所反応が出やすくなることが明らかとなり、遅発型局所反応にも同様の関係が示されたフマル酸ケトチフェン予防内服による効果に関しては、即時型局所反応、遅延型局所反応ともに有効性が示された。

乳幼児アトピー性皮膚炎患児にみられるレイノー様現象と血清エンドセリン-1値との関係

Author:小島崇嗣(小島医院)、谷内昇一郎、青木孝夫、畑埜泰子、山本明美、笹井みさ
Source:アレルギー(0021-4884)52巻12号Page1114-1121(2003.12)
Abstract:乳幼児のアトピー性皮膚炎(AD)37例を対象に、ADの皮膚スコア、末梢血好酸球数、血清エンドセリン-1及び硝酸塩濃度を測定し、レイノー様現象を測定し、レイノー様現象を呈したAD症例の特徴を明らかにしたADに伴うレイノー様現象の特徴は、皮膚炎の程度が重い症例、乳幼児早期の生後6ヶ月未満、血管収縮物質であるエンドセリンが高値を示すにも拘わらず、血管拡張物質である一酸化窒素がそれほど高値を示さず、血管収縮傾向が強い症例であること等が特徴として明らかとなった。エンドセリン高値の原因は不明であるが、好酸球性炎症を中心としたアレルギー性炎症の関与が血管内皮細胞を刺激し、エンドセリンの過剰分泌と末梢血流の低下を招来するものと想像された。

食物アレルギーとビフィズス菌

Author:服部和裕(東部町立ひまわり病院 小児科)、笹井みさ、山本明美、谷内昇一郎、小島崇嗣、小林陽之助、岩本洋、八重島智子
Source:アレルギーの臨床(0285-6379)23巻9号Page731-736(2003.08)
Abstract:牛乳アレルギーが疑われカゼイン分解乳を継続哺乳しているアトピー性皮膚炎患児で糞便菌叢中のBifidobacteriumが総菌数の30%に満たない17例を無作為に2群に分け、10例にはビフィズス菌製剤(Bifidobacterium breve M-16V株凍結乾燥末)添加カゼイン分解乳を投与し、対照群7例にはカゼイン分解乳のみを投与して、糞便菌叢の変化と臨床経過を観察した投与開始から1ヶ月でBifidobacteriumの占有率が有意に増加し、臨床症状も有意に改善した。

アトピー性皮膚炎患児に対するビフィズス菌末の投与が児の腸内細菌糞とアレルギー症状に与える影響の検討

Author:服部和裕(関西医科大学附属香里病院 小児科)、山本明美、笹井みさ、谷内昇一郎、小島崇嗣、小林陽之助、岩本洋、難波恭子、八重島智子
Source:アレルギー(0021-4884)52巻1号Page20-30(2003.01)
Abstract:腸内のBifidobacteriumが少ないアトピー性皮膚炎患児15例のうち、無作為に選択した8例にビフィズス菌凍結乾燥末を経口投与し(投与群群)腸内細菌叢の変動、アレルギー症状の推移を観察し、対照群7例と比較した。統計学的解析の結果、腸内細菌糞については、投与群においては、投与群において投与1カ月目にBifidobacteriumの占有割合の有意な上昇と、総好気性菌占有割合の減少を認めた便中トレハラーゼについては、両群間に有意差はなかった。アレルギー症状は、投与群において有意に改善しており、ビフィズス菌末投与によるアレルギー症状の改善促進が示唆されたが、アレルギー症状の改善程度と腸内細菌糞の変動には明確な相関を認められなかった。

食物アレルギーの解除の指標としてのHRTシオノギの有用性に関する検討 食物負荷テストとの相関について

Author:小島崇嗣(小島医院)、木村彰宏、佐守友仁、谷内昇一郎、小林陽之助
Source:小児科診療(0386-9806)65巻5号Page848-854(2002.05)
Abstract:乳幼児食物アレルギー患者(44例)で食物制限を解除する指標として、HRTシオノギの有用性を原因食物の負荷試験結果と比較検討した。low-responder(14例)の信頼性についても同様に検討したその結果、卵白HRTの信頼性はresponder群、low-responder群ともに高く、98%であった牛乳HRTの信頼性は88%とやはり高値を示し、low-responder群においても評価可能であった小麦HRTの信頼性は75%と高値を示したが、low-responder群では陽性例がなく評価できなかった米と大豆のHRTについては、負荷試験陽性例に乏しく信頼性の評価はできなかったが、米と大豆は食べても反応しない症例にHRT陽性例が多く、検査の信頼性が乏しかった。

難治性アトピー性皮膚炎の患児に合併した歯科金属アレルギーの検討

Author:小島崇嗣(小島医院)、笹井みさ、山本明美、谷内昇一郎、小林陽之助
Source:小児科診療(0386-9806)63巻3号Page459-462(2000.03)
Abstract:3例の難治性AD症例に対して金属パッチテストを施行し、歯科金属除去後の皮膚所見の改善を検討したその結果、歯科金属の除去2週から2ヶ月にかけて皮膚所見の改善を認めたが、1例はその後皮膚所見が再び悪化した改善例とを比較したところ、金属パッチテストによる皮膚局所の反応は、改善例では1週後にも皮膚の発赤が残っていたのに対して、改善が一過性であった例では72時間以降皮膚反応は消失していた。このことは、金属アレルギーを疑いパッチテストを施行するときに注意すべき点と考えられた。

アトピー性皮膚炎に対する塩酸ミドドリンの薬剤効果判定に関する検討

Author:小島崇嗣(小島医院)、木野稔、谷内昇一郎、小林陽之助
Source:アレルギーの臨床(0285-6379)20巻4号Page323-325(2000.04)
Abstract:顔面と上胸部との紅斑を主体としたADと起立性低血圧とを呈した14歳女児に塩酸ミドドリン(MDH)を使用し良好な結果を得た、起立性低血圧の評価には起立試験に加えて超音波検査を併用した。

牛乳アレルギー児の腸内細菌糞とそれに及ぼすラフィノース添加カゼイン分解の影響

Author:服部和裕(関西医科大学小児科)、笹井みさ、山本明美、谷内昇一郎、小島崇嗣、小林陽之助、岩本洋、八重島智子、早澤宏紀
Source:アレルギー(0021-4884)49巻12号Page1146-1155(2000.12)
Abstract:対象は、母乳或いは通常の育児用ミルクを継続的に哺乳していた3例(BM群)と、カゼイン分解乳(MA-1)及びラフィノース添加カゼイン分解乳(MA-1〔R〕)のみを哺乳していた11例(TF群)の計14例でこの2群にわけて解析したBM群では全例でBifidobacteriumが最優勢菌として検出され、その菌数と占有割合は、MA-1からMA-1〔R〕への切替えに際しても高値のまま推移した。一方、TF群ではBM群と比較してBifidobacteriumの菌数及び占有割合とが顕著に低かった。更にTF群では、MA-1からMA-1〔R〕への切替えにしたがってBifidobacterium菌数及び占有割合は有意に増加し、Enterobacteriaceae菌数及び占有割合は有意に減少した。

【広範囲血液・尿化学検査、免疫学的検査】プロスタノイド、ケモカイン、サイトカイン 上皮成長因子(EGF)

Author:笹井みさ(関西医科大学小児科)、小島崇嗣
Source:日本臨床(0047-1852)57巻増刊 広範囲血液・尿化学検査 免疫学的検査(3)Page811-813(1999.11)

【広範囲血液・尿化学検査、免疫学的検査】プロスタノイド、ケモカイン、サイトカイン ヘパリン結合性EGF様増殖因子(HB-EGF)

Author:笹井みさ(関西医科大学小児科)、小島崇嗣
Source:日本臨床(0047-1852)57巻増刊 広範囲血液・尿化学検査 免疫学的検査(3)Page814-817(1999.11)

小児アトピー性皮膚炎に対する乾燥肌用入浴剤バスキーナの臨床実験

Author:小野厚(関西医科大学附属病院 小児科)、小島崇嗣、河野修造、他
Source:小児科臨床(0021-518X)49巻1号Page171-181(1996.01)
Abstract:アトピー性皮膚炎患児59例を対象に、乾燥肌用入浴剤バスキーナを使用した、乾燥、鱗屑、亀裂、掻痒、掻破痕、紅斑等の症状は漸次改善傾向を示し(改善率54.5~78.7%)、有用性は有用以上55.9%、やや有用以上86.4%であった。

起立性調節障害における血中カテコラミン・エンドセリン動態と下大静脈径

Author:木野稔(関西医科大学小児科)、小島崇嗣、小林陽之助
Source:自律神経(0288-9250)33巻3号Page306-311(1996.06)
Abstract:起立負荷試験時に、ノルアドレナリン値は正常対照・起立性調節障害(OD)群共に臥位から立位にかけて有意に上昇し、増加率には有意差を認めなかった。昇圧剤(メチル硫酸アメジウム)投与後はOD群で、臥位・立位ともノルアドレナリン値は増加した。エンドセリン値は両群とも、体位の変化や投薬に影響されずに一定であった下大静脈径は、OD群では起立負荷により狭くなったが、その狭小化率は昇圧剤投与後で有意に低下し改善した狭小化率とノルアドレナリン・エンドセリン値の間には相関関係はなかった。下大静脈の狭小化はODの病態を客観的に示し、治療効果判定の指標になると考えた。

小児気管支喘息及びアトピー性皮膚炎に対するケトチフェンの有用性に関する検討

Author:小島崇嗣(関西医科大学 小児科)、谷内昇一郎、大西敏雄、他
Source:小児科臨床(0021-518X)49巻8号Page1943-1949(1996.08)
Abstract:小児気管支喘息44例(BA群)とアトピー性皮膚炎53例(AD群)を対象としケトチフェンの有用性を検討した、薬剤投与期間はBA群12週以上、AD群8週以上とした。検討症例はBA群・AD群共に中等症の症例が主体であったが、BA群では30例(68.2%)、AD群では42例(79.3%)に有用以上の効果が認められ、副作用は認められなかった。血液生化学検査は、BA群では臨床症状の改善と検査所見との間に関連性が認められなかったAD群のうち薬剤投与前に末梢血好酸球数が6%以上の高値を示した14例では薬剤投与前後で末梢血好酸球数は有意に減少した(p<0.01%)が血清ECP値の変化はみられなかった。

ヒトTrehalaseの構造及び尿中活性と腎発達との関係

Author:笹井みさ(関西医科大学小児科)、小島崇嗣、竹谷茂、他
Source:発達腎研究会誌(0919-7532)3巻1号Page33-38(1995.07)
Abstract:近位尿細管に特異的に存在する尿中トレハラーゼの酸素量は活性値と相関することがわかった。又、在胎週数及び出生体重は腎のサイズと正の相関関係があるという報告がある。今回、尿中トレハラーゼ活性が受胎後週数及び体重と正の相関を認めたことから、尿中活性値は腎の成熟度を反映する指標となり得ると考えられた。

サイトカイン 上皮成長因子(EGF)

Author:小島崇嗣(関西医科大学小児科)、平田結喜緒、小林陽之助
Source:日本臨床(0047-1852)53巻増刊広範囲血液・尿化学検査(中)Page810-814(1995.03)

小児の電解質異常新生児・未熟児の腎機能

Author:小島崇嗣(関西医科大学小児科)、小林陽之助
Source:小児科診療(0386-9806)57巻4号Page841-545(1994.04)

新生児・乳幼児期の呼吸器疾患に対する麻杏甘石湯の効果

Author:関志麻子(関西医科大学小児科)、小島崇嗣、松崎修二、他
Source:漢方診療(0288-3643)13巻6号Page31-33(1994.06)

RANTES、TNF-αによる肺胞マクロファージ刺激に対する人参栄湯の抑制効果

Author:青木孝夫(関西医科大学小児科)、小島崇嗣、亀田野花、他
Source:アレルギー(0021-4884)43巻5号Page663-667(1994.05)
Abstract:RANTESとTNF-αによる肺胞マクロファージ(AM)の貧食刺激に対する人参養栄湯の抑制効果を検討した。RANTES、TNF-αの刺激により量依存性(RANTES:25~300pg/ml、TNF-α:25~200ng/ml)にAMの貧食能の亢進がみられた。種々の濃度の人参養栄湯(1~30μg/ml)で20分培養したAMでは、 RANTESとTNF-αによるAMの貧食刺激は完全に抑制された。 以上から、 RANTESやTNF-αは肺胞マクロファージの強力な刺激物質であり、 人参養栄湯はRANTESやTNF-αによる肺胞マクロファージの刺激作用を抑制する

新生児仮死における腎機能の重要性 新生児仮死における腎不全の治療

Author:小島崇嗣(関西医科大学小児科)
Source:NICU(0914-2533)6巻3号Page199-206(1993.03)

超未熟児のカンジダ症の2例

Author:小野厚(関西医科大学小児科)、山本千尋、小島崇嗣、他
Source:日本医真菌学会雑誌(0916-4804)32巻3号Page215-225(1991.07)
Abstract:超未熟児でカンジダによる肺動脈塞栓を伴った全身カンジダ症の1例並びに小腸断裂時の腹水培養からカンジダを検出した1例

未熟児における好酸球増多症の検討 呼吸器疾患との関連について

Author:山本千尋(関西医科大学小児科)、池田志麻子、小島崇嗣、他
Source:日本産婦人科・新生児血液学会誌(0916-8796)1巻1号Page50-51(1991.06)
Abstract:未熟児における好酸球増多と呼吸器疾患との関連を明らかにする目的で、好酸球数の日齢変化を比較検討した。なお一部の症例では好酸球顆粒蛋白の1つであるeosinophil cationic protein(ECP)の血漿中濃度を測定した。その結果、好酸球の日齢変化では、慢性肺疾患の病像の形成・増悪期に好酸球数が高値となる結果が認められ、呼吸器疾患非合併例に比しても高値である結果となった。さらに組織障害性を有する血漿ECP濃度と好酸球数に相関のあったことから、未熟児における呼吸管理例や、慢性肺疾患例において、その症状の伸展・増悪因子として好酸球が働く可能性が示唆された

〔難病・難症の漢方治療(第2集)〕ネフローゼ症候群に対する柴苓湯の効用 小児ネフローゼ症候群に対する検討

Author:小島崇嗣(関西医科大学小児科)
Source:現代東洋医学(0388-6719)10巻1臨増Page136-137(1989.02)

柴朴湯が著効した反復性呼吸器感染症の1例

Author:小島崇嗣(関西医科大学小児科)、古形小百合
Source:漢方診療(0288-3643)8巻4号Page38-42(1989.08)

小児の治療指針’89 低アルドステロン症、仮性低アルドステロン症

Author:小島崇嗣(関西医科大学小児科)
Source:小児科診療(0386-9806)52巻増刊Page560-562(1989.06)

〔新生児の腎機能とその障害〕新生児の水分電解質代謝に及ぼすアルドステロン、抗利尿ホルモン、心房性ナトリウム利尿ペプチドの役割

Author:小島崇嗣(関西医科大学小児科)
Source:NICU(0914-2533)2巻4号Page244-250(1989.04)

Dry chemistry systemを用いた血清クレアチニン測定に及ぼすビリルビンの影響

Author:足立靖(関西医科大学小児科)、小島崇嗣、福田夕佳、他
Source:小児科診療(0386-9806)52巻2号Page333-336(1989.02)

新生児敗血症における血漿フィブロネクチン

Author:谷内昇一郎(関西医科大学小児科)小野厚、小島崇嗣、他
Source:日本新生児学会雑誌(0029-0386)24巻1号Page91-95(1988.03)

新生児期における心房性ナトリウム利尿ペプチドの動態

Author:小島崇嗣(関西医科大学小児科)、小林陽之助
Source:関西医科大学雑誌(0022-8400)40巻4号Page442-448(1988.12)

発達腎生理学の諸問題について

Author:小島崇嗣(関西医科大学小児科)
Source:小児科臨床(0021-518X)40巻2号Page235-244(1987.02)

仮死合併症例における利尿開始遅延に関与する因子の検討

Author:小島崇嗣(関西医科大学小児科)、福田夕佳、小野厚、他
Source:日本新生児学会雑誌(0029-0386)23巻2号Page373-376(1987.06)
Abstract:新生児仮死を合併した16症例について、利尿開始時期前後の腎機能、尿中アルドステロン、血圧を測定した。測定は、出生から8時間の間(stage1)と利尿開始から8時間の間(stage2)の2つの時期に行い、これら16症例は利尿開始時間が生後20時間以内の8例(A群)と生後20時間以降の8例(B群)に分けて検討した。その結果、平均血圧はB群に有意に低下しており(stage1)、血清ナトリウム値の低下と血清クレアチニン値の上昇が認められた(stage2)また尿Na/K比はB群に有意に低下しており、尿中アルドステロン濃度も高値を示した(p<0.01)、尿浸透圧はB群で有意に上昇していたが(stage1)、利尿期には著明に低下した。

新生児ミオグロビン尿症の特徴

Author:小島崇嗣(関西医科大学小児科)、福田夕佳、小野厚、他
Source:日本新生児学会雑誌(0029-0386)23巻2号Page449-453(1987.06)
Abstract:病的新生児40例(成熟児、低出生体重児各20例)を対象として、入院時血液検査および生後8時間の蓄尿検体を用いた尿中排泄物質(ヘモグロビン、総蛋白、アルブミン、NAG)の測定を行い、血中および尿中ミオグロビン値と各種検査成績との関係を調べた、入院時検査所見では、1分Apgarスコアと尿中ミオグロビン濃度との間に相関関係が認められた血清CPK値と血清ミオグロビン値との間にも正の相関関係が認められたが、低出生体重児群の血清CPK値とミオグロビン値は成熟児群より有意に低値であった。また、血清CPKアイソザイムは大部分MMバンドであった。尿中排泄物質の測定では尿中ミオグロビン濃度が500ng/ml以上の高値を示した例は全例尿潜血反応は(++)以上であった。尿中総蛋白、アルブミン、NAG濃度と尿中ミオグロビン濃度との間にも正の相関関係が認められた。

〔新生児医療の最近の話題〕慢性肺障害の最近の知見

Author:岩瀬帥子(関西医科大学 小児科)、小島崇嗣、小野厚
Source:小児内科(0385-6305)19巻12号Page1735-1739(1987.12)

臍帯血心房性ナトリウム利尿ペプチド(hANP)の測定

Author:福田夕佳(関西医科大学小児科)、小島崇嗣、小野厚、他
Source:日本新生児学会雑誌(0029-0386)23巻3号Page559-561(1987.09)
Abstract:成熟正常新生児27例(男児13例、女児14例)の臍帯静脈血中α=hANP濃度を測定し、出生体重、男女差、血清ナトリウム値、浸透圧値との相関関係を調べた。臍帯静脈血中α-hANP濃度((87±90)pg/ml、mean±SD)は上述のいかなる要素との間にも相関関係は認められなかった。α-hANP濃度は、20から400pg/mlと症例による差が大きく、100pg/ml以上の高濃度を示した症例も6例認められたが、この6例についても、特徴的なことは見出せなかった。臍帯静脈血中α-hANP濃度は、正常成人血漿値(40±20pg/ml)と較べ、有意に(p<0.05)高値であった。

呼吸窮迫症候群症例における利尿の重要性

Author:小島崇嗣(関西医科大学小児科)、小林立美、小野厚、他
Source:日本新生児学会雑誌(0029-0386)22巻2号Page521-523(1986.06)
Abstract:呼吸窮迫症候群患者を、利尿開始時間が20時間以内のA群(14例、10.0±3.0時間:mean±SD)と20時間以上のB群(7例、26.8±6.3時間)に分けて比較した入院時所見では、B群で5分Apgarスコア、血清CPK値は、それぞれ有意に低値および高値を示した入院後の経過では尿量は生後0日と1日でB群で有意に減少しており、血清クレアチニン値と血清カリウム値は生後1日にB群で有意に高値を示した。

新生児血清クレアチニン値の腎機能評価における信頼性について

Author:小島崇嗣(関西医科大学小児科)、小林立美、谷内昇一郎、他
Source:日本新生児学会雑誌(0029-0386)22巻1号Page102-105(1986.03)
Abstract:生後早期の血清クレアチニン値を測定すると同時にクレアチニン・クリアランスを求めることにより、血清クレアチニン値の腎機能の指標としての信頼性を検討した、在胎34週以上の成熟児群22例では、生後早期より血清クレアチニン値は腎機能をよく反映するものと考えられた。一方、未熟児群19例では、生後4日間は血清クレアチニン値の変動が大きく、また、同時に測定したクレアチニン・クリアランス値から求めた腎機能との間にも相関を認めなかった。

新生児腎障害

Author:小島崇嗣(関西医科大学 小児科)
Source:小児科(0037-4121)27巻11号Page1425-1431(1986.11)

新生児ミオグロビン尿症

Author:小島崇嗣(関西医科大学小児科)、小林立美、松崎修二
Source:小児科(0037-4121)26巻2号Page173-179(1985.02)

新生児期に黄疸を示した遺伝性球状赤血球症の3症例

Author:小野厚(関西医科大学小児科)、小島崇嗣、竹内大志
Source:産婦人科・新生児血液(0285-3027)9巻1号Page51-55(1985.02)
Abstract:1)2例では家族歴を認めたが、1例では家族歴を認めなかった。家族歴を認めた2例ではいずれも母親が遺伝性球状赤血球症によりすでに適脾を受けていた。2)3症例とも妊娠中特記すべき異常は認めなかった。1例のみSFD児であったが、3症例ともに満期、正常分娩であった。3)児では3症例ともに光線療法を必要とする黄疸を認め、うち1例ではさらに交換輸血を必要とした。確認できた2例はいずれも早発性黄疸であった。

新生児ミオグロビン尿症

Author:小島崇嗣(関西医科大学)、小林立美、岩瀬帥子
Source:小児腎不全研究会誌(0913-2694)5巻Page83-85(1985.08)

新生児の成熟度

Author:岩瀬帥子(関西医科大学)、小島崇嗣
Source:産婦人科治療(0558-471X)50巻6号Page664-669(1985.06)

BPD(Bronchopulmonary Dysplasia)病因と病理

Author:岩瀬帥子(関西医科大学小児科)、小島崇嗣、松村忠樹
Source:小児内科(0385-6305)16巻9号Page1534-1538(1984.09)

大学病院での脳障害児の早期診断への取り組みとその問題点

Author:杉本健郎(関西医科大学小児科)、伊藤暢子、小島崇嗣
Source:小児保健研究(0037-4413)42巻2号Page234-240(1983.03)

新生児けいれんをきたしやすい疾患の処置 新生児仮死

Author:岩瀬帥子(関西医科大学小児科)、小島崇嗣、竹内大志
Source:周産期医学(0386-9881)13巻11号Page1713-1716(1983.11)

RDS患児の利尿時期についてAuthor:岩瀬帥子(関西医科大学)、小島崇嗣

Author:小島崇嗣(関西医科大学小児科)、小林立美、薗田典明
Source:日本新生児学会雑誌(0029-0386)18巻4号Page739-742(1982.12)
Abstract:RDS患児27例について、尿量対摂取水分量の比が1以上となる生後日齢により、A群(4日以内群、21例)とB群(5日以降群、6例)に分け、この両群の利尿時期の違いについて検討を加えたB群はA群に比べ、在胎週数、出生体重が劣り、Apgar score、入院時体温も低値をとり、最低Base Excess値、血清Na値、アルブミン値、ヘマトクリック値においてもA群に比し低値を示していたB群にはBPD2例が含まれ、B群はA群よりも重症のBDSであり、それに加えて、hypoxia等の出生時問題を有していた。B群に含まれるRDSはhypoxia、hypoperfusionにより腎障害をひきおこしていたと考えられるB群には2例のBPDが含まれていたが、BPD発症要因の1つとして体液バランスの重要性を示唆する。

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